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おじさんは校長先生  
 兵庫県では小学校5年生を毎年月曜から土曜まで、「5泊6日」、「自然学校」に連れて行くんです。「少子化」と言っても、兵庫県560万に対して小学校5年生は5万5千人、毎年25万泊以上の大事業です。
 他府県にお住まいの方はよくご存知でしょうが、日本中殆どの県では1泊かせいぜい2泊3日です。近来の風潮「勉強時間を増やせ」でこれからどうなっていくかわかりません。
 ともかく兵庫県は5泊6日、全県一律、やっています。これって、各学校に補助金、に始まって毎日何をするか。宿泊施設の確保、障害のある子をどうするか、どんな活動がどんな効果があるか、などなど大変な財政、人事、ノウハウ・・・が必要です。まぁとにかく今年で20年目です。
 そのノウハウやら教育的側面やらを「調査研究」し、合わせて、いつも300人近くの子どもたちを受け入れている施設が、「南但馬自然学校」です。何と、おじさん、その校長先生なんです。
 仕事ってその調査研究に付き合ってり、子供たちが入ってくると歓迎の挨拶をしたり、えらい人がくると食事をしたり・・・・・・週二回のパートです。

10月30日自然学校は秋
秋は「実り」です。枝がたわむほど椿の実が生っています。もう半分以上は割れた種がのぞいています。
こっちはまだ割れていません。大きくてふくよかです。中には小さなりんごくらいの大きさになる実もあります。
種は普通は油を絞りますね。髪油、香油として使いますが、とっても効果ですが天ぷらにするととってもおいしいんですよ。
でもうちでは、端っこを削って笛を作るんです。子供たちのクラフト向けです。
もみじの種です。大半は風の日に新天地に飛び立ったのですが、こうやって残っている子もいます。
雄花と一緒に咲いているところがまだとれないんです。
何の実だかよく知りません。直径が2センチ程度です。この紅葉は渋いような派手なような・・・・
数年前の台風で山は水が流れたり崩れたり、多分おいもが流されッちゃったのでは?兎に角マムシ草が減ってしまいました。まだあんまり回復したようには思えません。
実が実りならばきのこも実りでしょう。「食えないのがあるぞ」「食えなくたって売れなくたって実りは実り」
きのこって環状に並ぶっていいますね。それはともあれこれ食べられるのかな?
白いお饅頭?どんな餡が入っているのかな?黄色い「卵餡」かな?黒豆蜂蜜餡かな?
茶色は何味の皮かな?黒糖かな?醤油かな?ともかくおいしそう。
晩秋の決まり挨拶・・・・
「今朝はまるで冬並みの寒さでしたね。」
 「ご安心下さい、もっともっと寒くなります。」


子供たちのカレーをご馳走になる
この学校は朝早く起きて朝来山登山、下りてきて休んだら野外炊事、それが片付いたらおじさんの講演、なんてチョッと忙しいスケジュールです。
忙しいにしては元気、いろいろ面倒を見てもらえます。一人暮らし老人には楽しいひととき。
もしかしてうんざりかもですが、また朝来山のご案内をしましょう。
まだ暑さいっぱいですがもうそこら中に秋です。どうだんの植え込みも紅葉です・
これ、椿の実です。のぞいている種から油を絞ります。
桜の紅葉はいろいろです。この桜は花も遅く、紅葉もゆっくりです。
これも桜です。他の枝は殆ど散ってしまったのにこれだけ残っています。
散り残った葉とチョッと早い秋空が対照的です。
栗と違ってどんぐりは実が大きく外に顔を出してもはかまが堅く実を護っています。
この柿ノ木は気になる柿ノ木なんです。雄花が咲くんです。がく(へた?)の後ろのふくらみを持たない雄花がたくさん咲きます。
雌花はチョッと遅れて咲くような気がするのですが、今度確かめてみます。
野生種らしく、小さな実があんまりたくさんでなく生ります。
雌花の数にくらべて実になるのは少ない感じがします。
途中で落ちたく、鳥に落とされたか?
チョッと食べた後がありまっすね。
桐のつぼみです。今年は花の季節に風が強くみんな落ちてしまって、あまり実が生っていません。
このつぼみが5月になって藤色の大きな花になるんです。
つぼみのクロ−ズアップです。
棗(なつめ)の実がたくさん写っています。よぉ〜^く見て下さい。
クローズアップ。抹茶のいれものに「なつめ」ってありますね。
山椒の実も色付いてきました。
クモです。大きいほうが若い雌の女郎蜘蛛。小さい方はオスだと思うのですが、たいていは大きな巣のはるか隅の方に潜んでいます。見つかると食べられちゃうと聞いていたのですが、チョッと驚かせたらパッと離れて、しばらくしたらまた近付いてきて、チョッと合図みたいに手と手を触れ合いました。

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2007年9月3日 入校式  
 入校式風景、「自然に親しもう」「自然はすばらしい」は苦手です。「酸素を吸って二酸化炭素を吐く、これって自然が数億年前に発明した贈り物」なんてわけのわからないお話をします。
2007年9月3日樹に生る
 南但馬自然学校は兵庫県は北西の隅っこ、朝来山の北斜面いっぱいを敷地とし、6つの宿泊棟、(計約300人分)食堂浴場工作室自然観察官グランド・・・・を備えた大きな施設です。それだけあっても朝来山北斜面100万平方メートルの中ではポツンです。季節には花や実、紅葉や鳥に虫にきのこ・・・・いつも変化と驚きがあります。
 もちろんご存知栗の実です。、たくさん生っています。あっ生の字「なる」って知っていました?おじさんウマレルハエルイキルナルって覚えました
トコロデ栗の花って知ってます?6月ごろ白く房になっていっぱい咲きますよね。あれはどう見ても雄花です。雌花、イガの赤ちゃんはいずれお見せしますよ。
朝来山の木にはこんなものも生っているんです。もうツクツクボウシも鳴いていますが、姿は中々見せてくれません。何か工夫が必要かもしれませんね。
エゴの実です。食べられるかどうか知りません。春に、チョッとだけクリームがかった小っちゃな花がたくさんやはり同じようにユーモラスにぶら下がります。
この実がもっと真っ紅になると外側がとろけてきて黒い種が顔を出します。あっ春には白い花が咲く白もくれんです。
春に藤色の花の咲く桐のつぼみです。夏から準備をしています。あると年台風だか霜だかにスッカリやられちゃって、春になって遅れて出たつぼみから少しだけ花が咲きましたが、実にはなりませんでした。
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