酒蔵が酒造に関する資料館博物館をいろいろ開いている、灘の酒、古くからの文化、
水運などなどとの関連で育ってきた、そんなことをクドクド書き並べましたね。呑んだ
騒いだ以外の一日目の内容でした。
それどころか、美術館も色々あるのです。第2日目の手始めはその中でも有名な白鶴
美術館に行きました。昭和の始め、古代中国の美術品のコレクションとしてとても有名
なのだそうです。

先ず建物、中庭を囲んで立派な、古そうな・・・・・です。右上写真は中庭の灯篭です。
奈良の何とか寺にあったものが壊れてしまったのを修理に協力したおかげでレプリカ
を作らせてもらった、そんなものだそうです。庭も、もちろん建物(青銅板葺き)もすて
きです。
2階に上がる階段もすごい、手摺りは一本の木、下の方は曲げてあります。
避雷針、よく見えませんが青銅製で彫刻がしてあります。天辺から見た角度はかなり
広くあまり効いてないのかな?なんて思いました。でも、こんな重たく作った石とコン
クリートの建物、雷くらいでは焼けないのかも。2回からの眺望もご想像ください。



建物から中庭を見ると窓ガラスのために曲がって見えます。おじさん子供の頃は窓ガラス
といえばそんなものでした。家の窓くらいだと小さなガラスなので反射でしかひずみが見
えませんでしたが、ここはガラスが大きいためか、それとも昭和の始め、おじさんの生まれ
る前の年、古いためか、外の景色は盛大にひずんでいます(中にはひずんでいない窓も
あるのですが、後になって補修したものでしょう)。

こんなことを館内の係りの方にチョッと話したら「今日は先生がおられるからきいてみまし
ょう」「解説して下さるそうですからお二階へ」ということになり、一同2階の講義室にぞろ
ぞろ。「ちょうど来週からの企画展の講演の準備のスライドが・・・」というわけで1時間近
くタップリと古代中国青銅器の講義を頂きました。

漢字が始まった頃、商(日本では殷と呼んでいるけれど、これは周代にできた蔑視の呼
び方だそうです)時代の青銅器の特徴、技術、文様の特徴と意味・・・・・タップリと伺うこ
とができました。



部屋のあちこち、釘隠しやらつり灯などがみんな白鶴です、そして商時代の青銅器


青銅器、こんなに並んでいるんですよ。壮観でした。  こんなに近くから見ることができます。

別館にはペルシャ、コーカサス地域のじゅうたんが展示されていてそちらも立派なコレクション
でした。「どのじゅうたんがお空飛ぶやつですか?」「どれだか忘れましたが、大抵のは大丈夫
です」なんて解説は頂きましたが、写真撮影はできませんでした。


お昼は中華街で
神戸の「南京街」は横浜よりずっと小さいのですが、いつも人ヒトひとでごった返していて中華
街らしい中華街です。
黒田さんから1000円ずつもらって自由に昼食です。何人ずつかに分
かれて散っていきました。



おじさんは定子さん、郁子さん、由美ちゃんのいずれ劣らぬ三姉妹、お金を数えながら屋台立ち喰いで行きました

立ち喰い
は始めて、と興奮気味の定子少女!


中華街の真中で誰かさんはお財布まで出して「あと何円食べられるぅ〜〜」結局
ラーメン300円、
ビール(3人で)300円、ウーロン茶50円、大根もち150円を3
人で2枚、餃子200円を3人で二皿、
えび団子一串2個150円を二串、中華
ーガー200円、あれっチョッと計算違ったかな
?ともかく最後に200円余ったので
駄菓子200円買ってみんなで
食べたら、消費税がついちゃって10円の
赤字でした。



最後は北の異人館通りを散策、2日間の旅も終わりでした。



結局これだけまわりました。

ツァー第1日目



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