ウィークの分科会で議論に加わり､現場の先生方の生の声に触れたり絡まったり､とっても
色々考えることができました。｢献立｣向きの場面もあったのですが､メモリーカードの入れ忘
れで画像はなし。
１１月９日（日）〜１０（月）ワークショップ「２１世紀型科学教育の創造｣
日本中の博物館科学館プラネタリウムから大勢集まっての議論です。もちろん学校の先生
大学の研究者､モのつく名前のお役所の方なども参加しています。
肝煎の中に黒田さんが入っていて､｢異分野交流｣セッションを主催､その｢持ち駒｣４号として
参加しました。
100人以上の参加者を殆ど無作為で10くらいのグループに分け､そこでの討論を全体会に
持って帰るとか､題目を決めた分科会とか、色々おもしろい講演とかあり､みんな熱心に議
論しました。「この人がこんな激しい意見？｣「この人いつまでも若いな｣「エぇ〜〜ッ懇親会
でチェンバロの演奏があるの？｣実りも驚きもいっぱいのワークショップでした。
もちろん2､3､4､・・・・・ｎ次会まで
でも､出合った美人はそれだけではないんです。翌日新幹線に急ぐ中央線の電車の天井
から恐い顔で見下ろす美人がいるんです。もちろん怒った美人もすてきです。でも､この人
の笑顔､きっともっと素晴らしいだろうな。左の女性と比べてくだ犀。
彼女をこんなに怒らせた犯人は｢社会保険庁｣です。にこやかにすればやさしく天地万物を
慈しむ愛の女神の筈だったのに､この愛の女神に無理矢理こんなウソを言わせちゃったの
です。この美人（右側です）の名前､メールアドレス､知っている人いませんか？恐い顔は
社会保険庁に向けるべきこと､電車の乗客はみんなかわいそうなこと､彼女には愛のお目々
がほんとに似合うこと､などお知らせしたいのです。
11月11日（火） 久し振り姫路へ
東京我家でゆっくり､娘と息子のだんなと嫁さんのお父さんお母さんをお招きして､食事をし
たり､昼寝をしたりお風呂に入ったり､姫路どまり最終の新幹線で帰ってきました。
帰ってきたら冷蔵庫は閑散としています。超辛そうなカップ麺があったのでこれなら暖ま
るか､とばかりに食べちゃいました。アッそうだ､宅急便がきてたっけ、
去年まで自然学校で一緒だった足立先生からの差し入れです。ぎっくり腰にでもなりそうな
重さ､中身は新米です。冷蔵庫は空でも､明日の朝食が楽しみ､
１１月１２日（水） 今日は自然学校に泊まりです
朝は足立さんの新米を食べました。鯵の干物半匹分ですが､野菜が三種類､味噌汁まで
ついてまぁまぁの｢フル装備｣です。今年の新米「今ひとつ」なんて言っていましたね。これ
はバッチリでした。感激です。そんな話をした相手に「それじゃぁまた海苔で巻いて食べ
たのがホームページに乗るんだ｣なんて言われちゃいました。そのとおり。
今晩は一緒にお勤めした茂上康子さんが｢おめでた｣で退職され､部内でチョッと送別です。
実はある日つなぎ服で仕事しておられたのがかわいかったので､｢アッそれ似合う｣なんて
言っちゃったら､後でこっそり「わかりますか？」といわれてしまったのです。何十年も昔､
志津代さんの時もそんなことがありました。トモアレ､ご馳走タップリ､二次会も愉快､ご機嫌
の送別会でした。 康子さんご苦労様､幹事さんご苦労様。
１１月１３日 県庁で教育長と
たまった意見やらなにやら懇談するために朝から神戸です。増田さんの官用車で､睡眠を
取り返しながら､途中ローソンでお結びと味噌汁（お湯を注いでもらって）お腹をつないで､
お昼少し前まで話し､それから元町南京街へ繰り出し（ただし一人で）ました。
軽くラーメンを食べて､お茶､松の実､などを買って､帰りに姫路でそばを食べてお刺身を買
いました。当然お見通し､海苔を巻いてご飯を食べるためです。足立さん蟻雅糖。
夜はお刺身
買ったのは平目の刺身です。ご飯が炊ける時間で浅漬けをつけ､味噌汁と作り､結局のりを
巻いて､考えても考えなくてもワンパタンのおじさんの献立でした。
１１月１４日（金）
２ｍ望遠鏡工場組み立て見学
何しろ大きいんです。２ｍ望遠鏡といえば､｢皆さんに公開｣｢目でのぞく｣が目的としては
世界にまだないでしょう。更新が遅れている｢巨大サボテン｣のページに大々的に扱いま
すからご期待ください。
見学会のあとは県庁に回って結構きつい打ち合わせ､そして三田で開かれている小松左京
さんのグループの夕食会に黒田さんと乱入､２次会まで行って終電車でご帰館､最後は我家
で黒田さんと飲んで､明日は朝早く山口ですが､朝もっと早く起きてスライドに望遠鏡の写真
を組み込み､・・・・・・・・
１１月１５日（土） 防府ソラールで講演
鹿児島大学で博士課程をやったいくらチャン（下井倉ともみさん）企画の｢太陽のめぐみ｣という
シリーズ講演に使っていただき､（健太君いわく｢井倉チャンの餌食になったおやじたち｣）講演
です。まぁまぁの聴衆､まぁまぁの受け､楽しくやりました。
夜は海の近くで宴会です。館長は所用で副館長といくらチャンの仲間たち。前副館長の
木村さん、山口大学の藤沢健太君が館外から参加､どちらも前々からのお友達です。
2次会はkaraokeスナック
これが凄いんです。入って席に着いて支度が始まると､女の子の一人が｢前にきたでしょう
ボトルがあるはず｣と言い出すんです。このおじさんがサンタルチアを歌った､までおぼえて
くれていて､それは盛り上がっちゃったのです。最後にラーメンを食べて､何時だかわかり
ませんがお開きでした。
１１月１６日（日） 渡部潤一さんの講演
今日は午後から国立天文台の渡部潤一さんの講演会が山口であります。午前中は前副
館長の木村さんに案内していただきました。
先ず自動車で拾っていただき､なぜか木村家に向かうのです。そこには昨夜車が運転で
きなくなっちゃって木村家にお泊まりしちゃった藤沢さん（山口大学に電波望遠鏡を持って
きた）と杉原さん（ソラールの職員、いくらチャンの弟分）が待っていました。
奥方がコーヒーを出して下さいました。お抹茶でもいただけそうな素敵な茶碗です。「こん
なのあったかなぁ？｣はご主人の木村さんです。みんなはなぜか両手で茶碗を持ってかし
こまって飲んでいます。
先ず昨夜宴会した海鮮お料理屋さんに二人をおろし､海岸に行きます。小学校時代広島で
育って､瀬戸内海が懐かしいおじさんの希望です。２０〜３０分走って秋穂（アイオと読むん
です､元は別の字だったとか､そんな来歴あるみたい）海岸に行きました。
砂浜に沿って歩くと花崗岩質の砂の感触が足に伝わってきます｡例によって天下国家の悪口､
料理の自慢､子どもの頃の話し､など奈土等１時間くらい過ごしました。あそこもここもと（もしか
して）考えておられた木村さんの計画はすっかり砂になってしまったかも。
砂浜に１００mほど礫が打ち上げられている場所があります。潮の流れ､風の方向､並の立ち
方などなどが関係するのでしょう。割れた石の角が取れた程度であまり｢石ころ｣になってい
ません。砂浜のはるか向うに石の積み出し場所があるそうで､そこから出た石のくずが波で
運ばれてきたのでしょうか？小さな流れが小さな三角州を作っていくところをゆっくり見たり､
忙しい日本にもこんなひまな男が二人（木村さんゴメンな犀）もいたのです。
毛利のお邸
毛利藩のお城は萩にありましたよね。あれって防府にしたかったのに幕府から萩と言われて
仕方なく､だったのだそうです。明治になって邸を作る時に晴れて防府に持ってきた､という話
です。薩摩は磯の島津の邸よりずっと都会っぽい感じがするのはこちらが大正になってから､
島津邸はズゥ〜〜ッと前に別邸として建てられていた､といった違いがあるのかもしれません。
海岸でゆっくりしてしまったのでこちらは駆け足でしたが、そこでの学芸員さんとの挨拶などか
ら､行政マンとしての木村さんの一面も見ることができました。
ミュージアムショップは今度ゆっくり買い物します。
お昼は中華
ゆっくり遊ばせてもらい､約束の時刻にチョッと遅れてソラール（科学館）に着いてみるといくら
チャンはもう外に出て待っています。一緒にお昼に行きました。昨夜のkaraokeスナックのすぐ
近くの中華です。ちんげん菜､麻婆豆腐、餃子､いか団子、お焦げ・・・・・結構ご馳走､結構満腹
元気いっぱいで講演会のある山口に向かいました。
太陽系天体の研究は広くアマチュア天文家の成果などを吸収していく必要があり､今日の
講師渡部さんはその方面でも大活躍､国立天文台でも｢広報普及室長｣を務めています。
それやこれやで大人気の渡部さんの講演､ちょうど前日山口に来ているし､翌日は月曜日
でソラールの休館日､いくらちゃんと遊べるし､で､おじさんも参加することにしました。
猛勉強らしい勉強なんてしていないおじさん､結構新鮮な気分で講演を聞き､もしかしてお
邪魔かな？くらいに質問し､懇親会も例のとおり。
翌日いくらちゃんとデートのもくろみは脆くもついえるのです。明日は旧友岡さんが神戸にやっ
てきて・・・・・それやこれやで懇親会は１次会途中で抜け出し､最終便で姫路に向かいました。