チョッと遅れましたが、あとも順次のせていきます。
山 口 旅 行
今日の献立3月10日 おじさんのページ
山口は、ここ2〜3年のうちに、防府科学館「ソラール」に下井倉ともみさん(イクラちゃん)そして
山口大学に藤沢健太君が(それも電波望遠鏡を持って)住み着いたんです。防府には一度見
に行って大いに飲んで帰ってきたのですが、電波望遠鏡の方はまだです。是非にも、ということ
で行ってきました。以前の今日の献立ページでかなりお話しましたが、いろいろ面白かったので
ここで詳しく御紹介します。
KDDI山口通信所です。東京オリンピック、ケネディー暗殺、などを世界に知らせたのは黎明期
の「宇宙中継」、現在の衛星通信です。当時は衛星が小さく、能力も限られていたので、地上アン
テナにも技術の「粋」が要求されました。KDDI(当時KDD、国際電電)は特にアンテナとしては世
界のトップを走っていました。大型アンテナで先輩格の電波天文から大きくいろいろなものを吸
収してきたからでは、なんて思っています。
当時おじさんは「日本で電波天文を」と悪戦苦闘中で、そんなグループに近づいては技術ディス
カッションをしたり、あわよくばチョッと使わせてもらったり、それが発展して現在の日本の電波天
文学になったと言えるでしょう。
山口局は初めてですが、そんな意味でおじさんには懐かしい場所です。
何で山口?
アメリカと通信する太平洋衛星の通信施設は茨城にあり、ヨーロッパと通信するインド洋衛星は
山口にあります。少しでも衛星の仰角を高くして受信したいからです。
もらうことになった
ここに来て、小さなアンテナでも衛星電波が受けられるように衛星の性能が上がったので、いく
つかのアンテナが不要になり、国立天文台と山口大学がもらうことになったのです。必要な整
備のかなりな部分はKDDIにしてもらう、なんてとっても親切な条件でした。
これを中心になってやるために藤沢さんが山口にきたのです。
これがその直径32万手菜です。3枚の写真をパソコンで合わせました。
アンテナの中と、近くの菜の花を全景に。
予 告 篇
山口、維新の史跡いっぱい、そしてまわりは自然いっぱい、街にはご馳走いっぱい。どんどんのせ
ていきます夜。
そばはバラエティーに富み、しかも腰(海苔巻さえも)がある。
山口近郊「湯田温泉」
電波望遠鏡サイトへのドライブ中の風景
今日の献立3月10日 おじさんのページ